冷えない…と感じたら。あなたの家のスポットクーラーを効率的に使うコツ

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スポットクーラー 効率的な使い方5選|冷却効果を最大限にするコツ

スポットクーラーを購入して、
「これでこの夏は、涼しく過ごせる!」
そう期待していたのに。

いざ使ってみると、
「あれっ?なんか思ったより冷えない…?」
と、がっかりした気持ちになっていませんか?

そんな時は、こんな対策がおすすめです。

  • サーキュレーターをつかう
  • 排熱ダクトを断熱する
  • カーテンで光と熱を防ぐ
  • 湿度を減らす
  • 冷感グッズも上手に併用

スポットクーラーは、使い方をちょっと工夫すると、冷却効果がグンッ!とアップします。

この記事では、超暑がりな筆者の実体験をもとに、
スポットクーラーの冷却力を最大限に引き出す具体的なコツを紹介します。

この記事を書いた筆者の説明

筆者は、暑さと湿気が大の苦手
気温が28度を超えると動けなくなるタイプです。

2024年6月、初めてスポットクーラーを購入。
それまで夏には室温33度まで上がっていた部屋が、予想以上に快適に!

同じように「夏の暑さがつらい」と感じている人へ、
スポットクーラーの良さや選び方を紹介しています。

スポットクーラー以外にも、暑さ対策グッズや涼しく暮らすアイデアを調べています。
「夏がちょっとでもラクになるように」そんな思いで記事を書いています。

北海道在住。

目次

効率的な使い方1|サーキュレーターで空気を循環させるコツ

スポットクーラーは、冷たい風を出して、

・その風を浴びて、体を冷やす
・冷風が届く範囲を部分的に冷やす

そういう冷やし方が得意な冷房機器です。

ただ、吹き出す冷たい風をうまく循環させると、意外と広い範囲まで、涼しくできます

そこで役立つのが、サーキュレーターです。

クーラー迷い人

サーキュレーターはもう使ってる。
でも、そんなに冷えないよ?

という方。

サーキュレーターは、どういう向きで置いていますか?

今、置いている向きで涼しさが足りないなら、
試しに、風向きを逆にしてみませんか?

わが家の場合。
居間と隣の和室、ふすまを開けてつなげて使っています。

図の右下緑の★のところへは、居間から風を送っても冷気は届きませんでした。
でも、和室から居間に向かって扇風機を置くと、空気が循環し、いい感じに冷やました。

スポットクーラーとサーキュレーターの置き方
和室の暑い空気を居間に流すと、
居間の涼しい空気が和室に送れた

サーキュレーターを複数台使わなくても、
和室から居間へ暑い空気を送ると、自然と和室に涼しい風が入っていきました。

部屋の広い範囲を冷やすというよりも、
広い範囲に冷風を届けるという感じ。

ただ、部屋の形や間取りによって、最適な風向きは違ってきます。
サーキュレーターの位置や風向きなど、あなたの部屋にぴったりなところを探してみてください。

🧊 冷房効率をあげるために

・サーキュレーターを使い空気を循環させる
・部屋に合わせて、置く角度や風向きを変えてみる

効率的な使い方2|排熱ダクトの設置と断熱

スポットクーラーは、空気を冷やす時に、熱も発生します。

そこで必要なのが、排熱ダクト
このダクトが、窓などを通じて熱を外に逃がしてくれます。

その熱を、しっかり室外に排熱しないと、
部屋がむしろ、暑くなった!
ということも。

下記の写真は、スポットクーラー設置時のわが家の排熱ダクト。
少しあった隙間を、養生テープでふさいでいます。

スポットクーラーのダクト

排熱ダクトは、スポットクーラーで発生した熱い空気が通っています。
室温が高い時に長時間使うと、ダクト自体が熱くなることがあります
そのまま放置すると、熱くなったダクトが部屋の空気を暖めてしまうことも。

そうならないために、排熱ダクトを断熱するのも効果的
少しでも室温を上げる原因を、排除しよう!

🧊 冷房効率をあげるために

・排熱ダクトは、付属の窓パネルを使ってしっかり窓に設置する。
・すき間は、断熱テープで密閉する。
・ダクトが熱くなっている場合は、断熱を巻く

短い水滴の飾り線

もしも窓ではなく、排熱ダクトをドアなどから出す場合
断熱カーテンなどを使って、なるべく排熱が部屋に戻らないような工夫がおすすめです。

📝 「窓パネルの注意点」については、こちらの記事で解説しています

効率的な使い方3|遮熱・遮光カーテンで外気の熱を防ぐ

日当たりの良い部屋は、とっても気持ちいい。

でもその日当たりの良さ、
夏場には、部屋の温度がグングン上がる原因の一つ!

クーラー迷い人

スポットクーラーを使っているのに
部屋が熱くなる!

と感じる原因にもなります。

窓から差し込む、強烈な日差しの影響で、室温がジワジワと上昇…。
そんなときに頼りになるのが、遮熱・遮光カーテン。

名前の通り、熱や光を遮ってくれます。

遮熱カーテン:熱をさえぎる
遮光カーテン:光をさえぎる

どちらも、室内の温度を上げづらくします。

我が家は、古い厚めのカーテンを使っています。
残念ながら、遮熱機能も遮光機能も無し。
それでも、カーテンを開けた時と閉めた時とでは、室温の上がり方が全然違います。

多少暗くても問題ない方は、遮熱カーテンと遮光カーテン、セットで使ってみてください。
真夏の午後でも「あれ?今日は快適かも」と感じられるかも。

部屋が暗くなるのが気になる方は。
遮熱カーテン(レースのカーテン)をメインに使い、遮光カーテンは少しだけ閉めるなど、試してみてくださいね。

🧊 冷房効率をあげるために

・外からの日差しをさえぎる
・遮熱カーテンや遮光カーテンを使う

\部屋に合わせて、38色から選べる遮光カーテン/

効率的な使い方4|除湿モードを使って湿度カット

スポットクーラーには、冷房だけじゃなく「除湿モード」が付いている機種もあります。

クーラー迷い人

冷風がいまいち涼しくない・・・

そんな物足りなさを感じたら、
除湿モードを試してみてください

同じ気温でも、湿度が下がるだけで、体感温度はグッと下がります

「湿度」の増減は体感温度に大きく影響し、気温が高くても湿度が低ければ暑さや不快さは感じにくくなり、気温が低くても湿度が高いと寒さを感じにくくなります。

パナソニック|ポイントは「体感温度」と「湿度」!快適な室温にするためのコツとエアコンの設定温度の関係とは?

先日、気温が30度でもクーラーなしで快適に過ごせがわが家(2025年6月25日)
その理由は、湿度が30%台だったから。
湿度が高いと、28度でもぐったりするのに。
湿度と体感温度ってすごい!と実感しました。

除湿や冷風、送風のモードをうまくを使い分ければ、その分、電気代が節約できちゃうことも。

空気がなんとなくジメッと暑い⋯
と思ったら、除湿モードを試してみてください。

🧊 冷房効率をあげるために

・除湿モードを使って湿度をさげる

効率的な使い方5|ネッククーラーや冷感グッズも上手に併用

ネッククーラーなどの冷感グッズ

外出先から帰ってきた直後は
クーラーのスイッチを入れて、こう思うことがあるかも。

冷たい風が出るまで待つ間が、暑くてつらい…
冷風の冷たさが、少し物足りない

そんなときは、冷感グッズを一緒に使うのがおすすめ。
体を直接冷やせて、冷風が出るまでの間も快適に過ごせます。

そして、
「暑いけどクーラーを使うほどじゃない」
という時も、冷感グッズ+送風モードでも涼しさを感じることができます。

そうすると、電気代の節約にもなります!

🧊 首周りを冷やすもの

ネッククーラー、クールリングなど呼び方はいろいろ。

今はもう定番になっていますよね。
首元の血管を冷やせるので、涼しさを感じることができます。
動きながら使えるのも、便利。

28度で凍るタイプや、金属製のプレートが付いたものなどあり。

短い水滴の飾り線

🧊 冷感タオル

水で濡らした後。軽くしぼって肌につけると、ひんやりして気持ちいいタオル。

筆者は、100円ショップで売っている200〜300円くらいのクールタオルを使っています。
冷たっ!と思うほど気持ちがいいので、夏の必需品です。
▶︎ クールタオル(ポーチ付、抗菌防臭、グリーン)ダイソーネットストア

首に巻いて使うのも便利ですが、おすすめは「太もも」
ショートパンツの時しかできませんが、
太ももに冷感タオルを置くと、ヒヤッとして体感温度も下がります。

\肩や膝などに掛けれる大きめタオルはこちら/

短い水滴の飾り線

🧊 アイス枕これが一番のおすすめです🧊

凍らせて使うアイス枕、氷枕。
これを、脇の下や内腿など、血管の通るところにあてていると、体がスーーっと涼しくなります。

動いている時には使いづらいですが、座っている時はおすすめ!
凍らせても固くならないソフトタイプが使いやすいです。

このアイスノンは14時間ほど冷たいので、朝起きた時もまだひんやり気持ちがいいです。

寝苦しい夜も、頭の下に置くよりも、内腿や脇にはさむと涼しく感じます。
冷えすぎないようにタオルなどで巻いてくださいね

眠る時はアイス枕に、手のひらを当てるのがおすすめです。

この他にも、ジェルマットや、接触冷感のクッションなど、いろいろあります。
あなたの生活に合わせて、準備してみてください。

🧊 冷房効率をあげるために

・冷感グッズで、直接体を冷やす
・さらにスポットクーラーの冷風で涼しく
・冷感グッズで体を冷やせば、送風モードでも快適に!

【購入前の方へ】部屋の広さに合った製品を選ぶ

スポットクーラーの選び方 置き場所について

スポットクーラーは、冷風を直接体に浴びて涼しくするタイプの冷房機器。
部分的に冷やすのが得意です。

ただし、機種ごとに「対応畳数(適した広さ)」が決まっています

冷房能力と部屋の広さが合っていないと、
冷たい空気を作る効率も悪くなり、電気代だけがかさむ…なんてことも。

快適に使うために、使いたい「部屋の広さ」に合ったスペックを選ぶのも大切です。

❄️ これからスポットクーラーを購入する予定の方へ。

スポットクーラーの選び方について、こちらの記事でも説明しています。
ぜひ参考にして、あなたにあった冷房機器をみつけてくださいね。

スポットクーラーで夏を快適に!

スポットクーラーは、ちょっとした工夫で冷却効果がグッと変わります

ほかのアイテムと組み合わせれば、冷房効率が上がったり、節電にもつながったり。

ここ最近の暑さは、つらい!を通り越して、健康に影響するレベルですよね。

冷房機器や冷感グッズをうまく使って、しっかり体を冷やそう!
そして、たっぷりの水分と、適度な塩分も忘れずに。

元気に夏を乗り切りましょうね!

暑さが大の苦手な筆者も、スポットクーラーと冷感グッズで、夏を乗り切ります!
今年の北海道の夏は・・・、涼しいといいなぁ…(切実

もしも、これからスポットクーラーを買おうかなと思っている方。
筆者が実際に使ってみたレビューも、参考にどうぞ。

短い水滴の飾り線
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