スポットクーラーの冷風吹き出し口|「上向き」と「横向き」の違いは?特徴と選び方

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スポットクーラーの冷風吹き出し口|「上向き」と「横向き」の違いは?特徴と選び方ガイド

スポットクーラーには、たくさんの機種があります。
その中で、「風の吹き出し口」の位置が違うものがありますよね。

・前(本体の横)にあるモデル

・上にあるモデル

吹出し口の場所によって、何が違うの?
使い勝手や冷え方って、そんなに変わるの?

そう思ったことはありませんか?

実は、使う部屋の広さや使い方によって、向いているタイプが違うんです。

この記事では、私が実際に使って感じたことも入れながら、
「上向き」と「前向き」の違いや、スポットクーラーの選び方のポイントをまとめました。

目次

スポットクーラーの吹き出し口の向きで「冷え方」が変わる

スポットクーラーは、機種によって冷風の吹き出し口の位置が違います。
見た目の違いだけじゃなく、風の流れ方や涼しさの感じ方も違っています。

🧊 上についているタイプ

広い範囲を冷やす時に向いています。
10畳用など、冷房能力の高いスポットクーラーに多いタイプ

🧊 前(横)についているタイプ

部分的に冷やすのに向いています。
6畳前後などに対応したスポットクーラーに多いタイプ

部屋全体を冷やしたいのか、それとも一部分を集中して冷やしたいのか。
冷やしたい範囲や使う場所に合わせて、どちらのタイプが合っているか変わってきます。

吹き出し口「上向き」タイプの特徴|広い範囲を冷やしやすい

スポットクーラーの冷風吹き出し口 上から風が出る

吹き出し口が「上についているタイプ」は、広い範囲を冷やしたい時に向いています。

冷風が天井方向に出るので、部屋の上から冷気が降りてくるようなイメージ。
少し離れた場所にも、涼しい空気が届きます。

ただ、風を直接当てたい場合には少し物足りなく感じるかもしれません。

でも、ルーバー(上についているフタのような物)が動くタイプは、風を横向きに出すこともできます。
上向き・前向きの両方を兼用できるので、使い方が広がります。

この「上向きタイプ」は、冷房能力の高いスポットクーラーに多くみられます。

(画像:楽天市場リンク)

アイリスオーヤマ  IPA-2823G

ナカトミ MAC-3026

上向きタイプのデメリットは、置き場所に少し工夫が必要なこと。
たとえばMAC-3026は、風が本体の真上〜右斜め上に向かって出ます。
そのため、風がでる側を壁の近くに置いてしまうと、冷風がうまく広がらない場合もあります。

スポットクーラーの吹き出し口 上タイプ
MAC-3026は、真上〜右上に冷風が出る

うちでは、本体を少し斜めにして置いています。

メリットデメリット
・広い範囲を冷やしやすい
・直接カラダに風が当たりづらく快適
・ピンポイント冷却しづらい
・置き場所が限られる

【体験レビュー】上向きタイプで冷風が降りてくる場所の例

わが家で使っているスポットクーラーは、吹き出し口が「上向きタイプ」です。
ナカトミ MAC-3026 7〜10畳用)

上から冷風が出ると、のあたりに冷風が降りてきます。
(スポットクーラーからの距離、約2.4m)

スポットクーラー(吹出し口が上タイプ)の冷やせる範囲

ルーバーが動くタイプなので、動かしてみると風の方向も変わります。

スポットクーラーのルーバー 
一番低く開いた時
スポットクーラーのルーバー 開いたところ
一番開いた時

🧊 ルーバーが、一番低く開いた時

風が、横向きに出ます。
スポットクーラーのすぐ隣にいると、冷風が直接あたって気持ちがいい。

🧊 ルーバーが一番開いた時

スポットクーラーのすぐ横に立っていても、風があたりません。
少し離れたところにいると、涼しい風がふわっと降ってきます。

「スイング」モードにすると、ルーバーが自動で動いて、風向きが自動で横と上向とを繰り返します。
これにサーキュレーターも併用すると、広い範囲が涼しくなって快適です。

※冷やす効果は、部屋の間取りや気温などの環境にも左右されます。

吹き出し口「前(横)向き」タイプの特徴|ピンポイント冷却向き

スポットクーラーの冷風吹き出し口 前から風が出る

吹出し口が「前(横)」にあるタイプは、部分的に冷やすのに向いています。
冷風が前に吹き出すから、体に冷風を当てたい時や、狭い範囲を冷やすのにぴったり。

壁の近くや家具に挟まれた場所に置きたい時も、設置しやすいです。

ただし、冷風がまっすぐ前にだけ出るので、広い範囲には届きづらいデメリットも。
そんな時は、サーキュレーターを使って、涼しい風を循環させるのがおすすめです。

メリットデメリット
・ピンポイントの冷却効果が高い
・直接カラダに風を当てて涼みやすい
・広い範囲は冷やしづらい

上向きと前向き、選び方のポイントは「使う場所」と「使い方」

風の吹き出し口が「上向き」タイプと「前向き」タイプ。
どちらを選ぶかは、「どんな部屋で、どう使いたいか」によって変わります。

たとえば、家族全員が過ごすリビングを冷やしたいなら、広い範囲に冷気が回る上向きタイプが向いています。
狭めの部屋や、自分ひとりがいる空間で体に風を当てたい場合は、前向きの方が効率的です。
下記の比較表も参考にしてみてください。

向いている人上向きタイプ横向きタイプ
冷気を広く届けたい
家族で使う部屋で使いたい
特定の場所だけ冷やしたい
向いている部屋の広さ10畳前後6畳前後

スポットクーラーの機種の中で、
6畳ほどの部屋向きモデルは、横向き(前面から風が出る)タイプが多いです。
10畳以上の部屋向きモデルは、上向きタイプが多いです。

▶︎ 楽天市場の「スポットクーラー」一覧を見てみる

ナカトミの人気機種では、対応する広さによって吹出し口の場所が違います。

・6畳前後向き MAC-20:横向き
・10畳前後向き MAC-3026:上向き

6畳前後向き MAC-20

10畳前後向き MAC-3026

まとめ|どちらのタイプも、工夫でさらに快適に!

・上向きタイプ:広い範囲を冷やしやすい
・前(横)向きタイプ:ピンポイントで冷風を当てやすい

吹き出し口の向きには、それぞれの特徴があります。
使う部屋の広さや、どこを冷やしたいかによって、向いているタイプが変わります。

どちらを選んでも、サーキュレーターや扇風機を一緒に使うとさらに快適に!
それぞれのデメリットをおぎなったり、効率よく冷やしたりできます。

🧊 サーキュレーターや扇風機を使えば

前向きタイプ:冷たい空気を広い範囲に届けやすくなる
上向きタイプ:冷たい空気を届けたい場所に送ることができる

使いたい場所や目的に合わせて、ぴったりのタイプを選んでくださいね。

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